こんかいは、古井町公民館で活動する団体のうち「安城東部祥学館」を紹介します。活動は剣道のけいこ。中学生、小学生のほか、園児までが対象で、週4回のけいこのうち2回を古井町公民館でおこなっております。指導するのは、祥学館の上山浩司(うえやまこうじ)館長をはじめとする5人のほか、生徒のおかあさんやOBの高校生も。大会は年間25回。県大会や武道館までいくとのこと。2021年4月11日にちようびあさ、けいこのようすをみせてもらいました。(古井町公民館長岩瀬昭彦)
〔準備体操〕〔素振り〕〔足運び〕〔瞑想〕〔面付けいこ〕〔かかりけいこ〕〔先生あいてにかかりけいこ〕〔跳躍素振り〕〔おわり〕
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準備体操
さいしょに準備体操。
素振り
素振り。
館長から指導。「面が一本はいったつもりで素振りをすること。素振りが基本中の基本で、いちばんたいせつ。出げいこや審査、試合もこれがきちんとできてないとうまくいかん」。
足運び
素振りのつぎは足運び。
まめ剣士もいっしょうけんめい。
館長から指導。「面をうったあとの抜けがだいじ」。
瞑想
からだがほぐれたとこで、瞑想。
瞑想のあと、道場訓、剣道の理念、修練のこころがまえをとなえる。
館長からおはなし。「気持ちがないと剣道の上達はない」。
面付けいこ
さて、面をつける。
館長が手本をしめす。うごきにむだがなく、正確。
めーん! めーん! ふたりでくみになって、面打のけいこ。
かかりけいこ
こんどは、かかりけいこ。
面をうって、あいてのわきをぬけていく。連続10回。館長から指導。「つよく! はやく」! だんだんみんなの息もあがってくる。また、館長から指導。「こぶしはじぶんのこころ。剣先(けんせん)がきいてないといかん」。
やっと小休止。
先生あいてにかかりけいこ
こんどは、先生たちをあいてにかかりけいこ。
めーん! めーん!
めーん! めーん!
まめ剣士もがんばる。
つきそいのおかあさんたちのひとりが、時間計測係をつとめる。これもたいへんなしごとだ。
いきのあがるこえが、ホールのあちこちからきこえてくる。はげしいけいこだ。
館長から「はい! ラスト1回!」のこえがかかる。
「うて! うて! のせにいくじゃない。うつんだ」!
跳躍素振り
跳躍素振り。前后にはねながら素振りをする。
館長からはげましのこえ。「ここ、のりこえろ! のりこえろ」!
さいごに蹲踞(そんきょ)。
おわり
あさ9時から10時半までのけいこがおわって、面をはずす。
すべておわって、こどもらが取材のお礼をいってくれる。いや、こちらこそ、みんなの元気にちからをもらったよ。