回覧板10月号

目次

 ★ 秋の町内一斉清掃 9月26日(土)おつかれさまでした

 ★ コスモスまつり 10月11日(日)ご来場ありがとうございました

お知らせ

  1. 古井神社例大祭11月1日(日)
  2. 第2回資源回収11月14日(土)午前8時30分~
  3. 剣道スポーツ少年団からのお知らせ
  4. 古井町公民館サロン「喫茶スマイル」11月12日(木)
  5. 歴史めぐりを11月7日(土)に開催します
  6. 明治川神社の奉賛費(初穂料)を集めます
  7. 伊勢神宮のお神札(大麻たいま)をお配りします
  8. 安祥公民館作品展の作品を募集します
  9. 回収されないごみを減らしましょう

10月号1-1 10月号1-2 10月号2-1 10月号2-2 10月号3-1 10月号3-2 10月号4-1 10月号4-2

(といあわせ:古井町内会事務所〔火曜~土曜日午前中〕電話 0566-76-3430)


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特集4 古井の地名

※ このブログ記事は冊子『古井の歴史案内』を一章ごとに順不同で紹介するものです。
※ みぎのリンクからほかの章にとぶことができます。 【ブログ版目次】
※ 写真番号は冊子のページとページ内の番号を表示しております。
※ 赤字は冊子の記述を修正加筆したものです。

特集4 古井の地名 ~そんな由来があるの~

【画像17-1++】古井の地名明細図 1660-1200
【画像17-1】古井の地名明細図

古井の地名由来

古井戸は、第11代垂仁天皇(すいにんてんのう)の第四皇女、倭姫命(やまとひめのみこと)に関わりがあるとされ、当地の地名が「古井」と名付けられたといわれています。

地名(読み方) 由来
1 甲加勢(こがせ) 徳川家康が甲賀の忍者を住まわせた所という。家康が関東移封の折、忍者衆もそれに従ったといわれている
2 五徳山(ごとくやま) 甲賀衆の五徳(仁・義・礼・智・信)を讃(たた)え、忍者の墓が作られた所
3 南畔(みなみぐて) 南の畔(ぐて)は水が多い湿地帯をいう
4 北畔(きたぐて) 北の畔(ぐて)
5 大堀(おおほり) 大きな開析谷(かいせきこく)(地形が河川の浸食によって刻まれることを開析といいそれによって生じた谷)
6 揚り登(あがりと) 東の芝崎から西側へあがった所
7 南揚り登(みなみあがりと) 揚り登から南側
8 一本木(いっぽんぎ) 現在の古井団地、昔は見事な一本の木があったという所
9 山崎根(やまざきね) 一本木から東側に突き出た台地の崎がある所
10 新道(しんみち) 昔からの集落より、西の開拓地への新しい道
11 小仏(こぼとけ) 甲賀衆の関係か?たくさんの小仏がまつられていた所
12 芝崎(しばさき) 古井郷の西の高台から東側へ突き出た所。芝が生えていたといわれている
13 北芝崎(きたしばさき) 芝崎の北部
14 堂前田(どうまえだ) 特定できないが寺か神社があったと思われ、その前の田
15 大久後(おおくご) 古くは供御(くご)(召し上がりもの)か。保福寺に納める米を作った場所ともいう
16 松山(まつやま) 松が多く生えていた所
17 花田(はなでん) 耕地として良い所
18 亀山(かめやま) 周辺の池から亀が阿弥陀如来像を背負って出現したと言われる所
19 上寺(うえでら) 昔、常照院なる寺があり、願力寺に引き継がれたという。願力寺の上の寺があった場所
20 金蔵塚(きんぞうづか) 安城合戦で討死した人を葬った13塚の1つで東条金蔵(※人名)をはじめ大勢の戦死者を埋葬した所
21 高見(たかみ) 古井神社西側
22 三ッ塚(みつづか) 小型の墳丘(塚)が三つ並んでいた場所
23 石原(いしはら) 小石の多い台地
24 天皇(てんのう) 古くは津島天王社を祀っていた場所。天王が天皇に変化したものと思われる
25 南淡良(みなみあわら) 泥の田、湿地多く軟弱な土地
26 本神(ほんじ) 桜井神社を祭る本陣のあった所。この場所で勢揃いして祭礼に参加
(諸説あり)本貫地⇒本地⇒本神
27 井ノ池(いのいけ) 古井町の起源ともなった古い自噴井戸の周辺が池のようになった場所
28 宮前(みやまえ) 古井神社の前(南側)の場所
29 軽桶(かるおけ) 水を入れる桶の水がなくなり、桶が乾燥して軽い桶になる
30 豊日(とよひ) 豊かな太陽の光が降り注ぐこの森に古井神社が創建された
31 松本(まつもと) 松が多く自生していた所
32 丼(どんぶり) 深い湿地帯のある場所
33 文田(ぶんでん) 古くからの良い田
34 海老良(えびら) 海老形(えびがた)になった階段状の地形
35 神ノ木(かみのき) 昔神社がありその周りを囲む鎮守の森がありその木の生えていた所といわれる
36 大坪(おおつぼ) 昔の条里制の一部。坪は一町歩といわれる
37 竹ケ花(たけがはな) 高地の端、崖の端の場所(微高地)
38 稲尾(いなお) 鹿乗川沿いの村で質が良い畑地。昔は稲納⇒稲尾
39 塚下(つかした) 塚越古墳の台地のしたに広がる所
40 金次(かねつぎ) 米作りに最も適した良田で金に次ぐ大事な所
41 西川(にしがわ) 塚を中心としてその西側⇒西川(変化)の場所
42 塚越(つかごし) 塚(古墳)を越えた場所
43 東川(ひがしがわ) 塚を中心としてその東側⇒東川(変化)の場所
44 中屋敷(なかやしき) 集落の中心地、武士が主に住んだ所
45 鍋屋町(なべやちょう) 鍋職人が住んだ所か?
46 中本神(なかほんじ) 古井の内の中央部
47 桜塚(さくらづか) 同名の塚がある所。憶念寺の裏にあたる場所
48 釈迦山(しゃかやま) 憶念寺の釈迦堂があった所
49 古井堤(ふるいづつみ) 古井にある微高地をいう
50 冠木山(かぶきやま) 2本の柱に冠木をつないだ鳥居があった所といわれる
51 御堂山(みどうやま) 御堂のあった山(十王堂)
52 十王堂(じゅうおうどう) 人間の死後をつかさどる十人の王をまつった場所
53 野辺(のべ) 火葬場、埋葬地のあった所か
54 彼岸田(ひがんで) 向こう岸、悟りの地、極楽
55 上橋下(かみはしか) 彼岸(極楽)に渡る野辺橋のたもと上
56 下橋下(しもはしか) 彼岸(極楽)に渡る野辺橋のたもと下
57 入越上(いりこしかみ) 1964年(昭和39)に桜井地から古井へ編入された

 

50 冠木山から54 彼岸田までの地名から


冠木門(かぶきもん)をくぐり、十王堂(じゅうおうどう)のある御堂山(みどうやま)に入り、閻魔大王(えんまだいおう)を 代表とする、人間の死後をつかさどる、十王をまつる十王堂に何度もお参りし、【極楽(ごくらく)へ行けますように】とお願いします。死後、親類縁者の人達に、野辺(のべ)の送りを受け、十王による、生前の審判を受けます。野辺橋を渡り彼岸(ひがん)(極楽)に至るのです。

この地名をつけた古井の人は素晴らしい!!

回覧版9月号

目次

 ★ 敬老会に多数のご来場ありがとうございました(9月5日(土))

お知らせ

  1. 秋の町内一斉清掃(9月26日(土))
  2. コスモスまつり10月11日(日)午前9時~
  3. グランドゴルフ大会参加者募集10月24日(土)
  4. 古井町公民館サロン「喫茶スマイル」10月8日(木)
  5. 「古井の歴史めぐり」参加者募集11月7日(土)
  6. 町内会費(後期分)の納入についてに
  7. 赤い羽根募金(300円)・歳末たすけあい募金(200円) のお願い
  8. 土木事業、防犯灯設置要望があればお知らせください
  9. ごみステーションの立哨(りっしょう)をおこないました
  10. 犬のふん尿の処理について(お願い)
  11. ブログ町史を更新しました

9月号1-1 9月号1-2 9月号2-1 9月号2-2 9月号3-1 9月号3-2 9月号4-1 9月号4-2

(といあわせ:古井町内会事務所〔火曜~土曜日午前中〕電話 0566-76-3430)


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特集2 古井のお宮さん

※ このブログ記事は冊子『古井の歴史案内』を一章ごとに順不同で紹介するものです。
※ みぎのリンクからほかの章にとぶことができます。 【ブログ版目次】
※ 写真番号は冊子のページとページ内の番号を表示しております。
※ 赤字は冊子の記述を修正加筆したものです。

特集2 古井のお宮さん ~豊日の森の文化財 古井神社~

(1) 古井神社の由緒
(2) 桜井神社の馬祭で首座、本地堂
(3) 古井神社の歴史
(4) 古井神社、末社の祭神、御神徳
(5) 古井神社の建築美
(6) 社紋の「橘紋」

(1) 古井神社の由緒

古井神社には由来を記す冊子が複数伝わっています。そのなかの一つ(下の写真)は、和紙3枚にして、楷書書きの毛筆で24行にわたるもので、最もていねいに扱っている史料と思われます。

【写真9-1】古井神社の由来を記す冊子( 古文書) ( 古井神社所蔵) 273-235
【写真9-1】古井神社の由来を記す冊子(古文書) (古井神社所蔵)

口語体にすると下記の通りです。

豊日の森(とよひのもり)の昔の様子を訪ねてみますと、(古井には)倭姫命(やまとひめのみこと)にお仕えする方がお掘りになったという古い井戸があります。その近くに、春が来ると花を咲かせてくださるという木華開耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)と橘豊日命(たちばなのとよひのみこと)、そしてもう一柱の神様がいました。名前が分からない神様を含めた三柱がお住まいになった所が豊日の森です。


そして、わが村の歴史に思いを巡らせますと、第56代清和天皇(せいわてんのう)の流れを受け継ぐ清らかな流れが今に至るまで伝わるこの家に、敬って密かにおまつりしてきた一柱の神様がおられます。畏(おそ)れ多いことですが清和天皇が直々にお彫りになった応神天皇のお姿である八幡大神(はちまんのおおかみ)の像があります。ある年の秋に神様のお住まいを建ててさしあげ、春になると木の華(はな)がよみがえって花開く宮となる良い所となりました。これは八幡宮のご神体に関わることですが、そのお名前は「古井神社」と申し上げ、その後永く敬っています。


瑞穂(みずほ)の国(日本列島)に民が住む限り、この森の神様のお恵みがありますように、畏れを感じ慎み深くもうしあげるものです。


清和天皇の血筋にあたる摂津守(せっつのかみ)、源頼光(みなもとのよりみつ)の
四世の孫、官位は従四位下(じゅしいのげ)である仲政(なかまさ)、
その嫡子(ちゃくし)である源三位頼政(げんざんみよりまさ)の孫に当たる、
駿河守(するがのかみ)を拝命している源廣綱*1(みなもとのひろつな)入道


[花押(かおう)]
建仁(けんにん)元年
辛酉(かのととり)年
二月十有五日

八幡宮をなぜ古井神社とするかを知りたいところです。しかし、この史料には論理的な説明はありません。

【写真9-2】現在の古井神社の社額 175-201 【写真9-3】江戸時代の社額 176-153
(左)【写真9-2】現在の古井神社の社額
(右)【写真9-3】江戸時代の社額

(2) 桜井神社の馬祭で首座、本地堂

幕末の桜井権現社(さくらいごんげんしゃ/古くは桜井白山宮または白山社、明治期以降には桜井神社)の祭りは、桜井七か村(印内(いない)、堀内(ほりうち)、中開道(なかがいと)、下谷(しもや)、城向(しろむかい)、西町(にしまち)、東町(ひがしまち))のほかに近隣の十数か村(古井、川島、姫小川、上佐々木、下佐々木、村高、木戸、上合歓木(かみねむのき)、下合歓木など)が参加しました。

この祭には十七か村が参列する「馬祭(うままつり)」があり、馬の並び順は毎年変わりましたが、その先頭は毎年古井村が受け持つと決まっていました。「首座を務める」 といい古井村はこの権利を誇りにしていました。

古井神社には「豊日の森」の伝説のほかに「古井村名 憶念寺桜井白山宮由来」という伝承を綴る史料があり、これは桜井寺(伝聖徳太子建立)がもとで白山宮(のちの桜井白山権現、桜井神社へ発展)や憶念寺が開かれたと述べています。桜井寺関連の「本地堂」の地点が 「ほんじ」とよばれ、のちに「本神」と表記されるに至っています。1868年(明治元)神仏分離令が発令されました。これにしたがい、桜塚にあった「桜本天神」を1879年(明治12)に憶念寺から切り離して八幡宮(古井神社)へ移しました。

桜本天神は「三河国神明名帳(みかわのくにしんめいみょうちょう)」(平安・鎌倉時代に起源をもつとされる記録)にある「正五位桜本天神 碧海郡」に相当すると地域で知られてきた名門の神様で、現在も地域の人々は「桜本さん」の名で、特別にだいじにしています。祭神の「桜大刀自神(さくらのおおとじのかみ)」は桜を咲かせる神です。この神をまつる神社は全国にも数が少なく、香取神宮(千葉県香取市)の境内社桜大刀自神社が知られています。

明治維新期の古井村の人々は、豊日の森は限りなく古い時代から神をまつる森だったとする伝承を根拠に、神社の名称変更を申し入れ実現しました。高いレベルの社殿と神社の由来、馬祭での首座の権利はこうした文化財と歴史に対する気概があってこそ実現したものです。

先人の思いが21世紀の人々の心に響きますことを願います。

【写真10-1】古井神社「社記」の碑 187-246
【写真10-1】古井神社「社記」の碑

(3) 古井神社の歴史

時代 西暦、元号 古井神社関連記事
古墳 年不詳 倭姫命が井ノ池に井戸を掘る(伝)
奈良 年不詳 豊日の森に木華開耶姫命、橘豊日命等の三柱をまつる。(伝)
平安 年不詳 桜本天神の名が「三河国神明名帳」に記載(推定史)
年不詳 桜井寺、白山宮、本地堂消失(伝)
鎌倉 1201年(建仁元) 源廣綱*2が豊日の森に八幡社をまつる伝説「豊日の森の昔」制作
江戸 1685年(貞享2) 本殿造営(史)、覆殿(おおいでん)新築(推定史)
1813年(文化10) 覆殿瓦葺に改築(推定史)、橘紋を鬼瓦に入れる(推定史)
1845年(弘化2) 花崗岩の手洗鉢を設置(史)
1860年(万延元) 拝殿(はいでん)改築(史)、飾り瓦や彫物を取付
明治 1873年(明治6) 大堀(おおほり)の山神社、神ノ木(かみのき)の若宮社を境内に移転
1879年(明治12) 桜塚(さくらづか)の桜本天神を境内に移転
1882年(明治15) 八幡宮から古井神社に社名変更が認可、社格が村社となる
大正 1913年(大正2) 金蔵塚(きんぞうづか)の天満社を本殿に合祀
1914年(大正3) 天皇(てんのう)の天王社を本殿に合祀
昭和 1951年(昭和26) 神社本庁宗教法人「古井神社」設立
1972年(昭和47) 「社記」の記念碑設置、創建を建仁元年と記す
令和 2020年(令和2) 古井神社改修事業竣功(本殿・末社改修)
(伝)言い伝え (推定史)資料から推定できる事柄 (史)資料に基づく事柄

(4) 古井神社、末社の祭神、御神徳

① 本社殿

  • 祭神
    • 誉田別尊(ほんだわけのみこと)(応神天皇)
    • 素戔嗚尊(すさのおのみこと)
    • 菅原道真公(すがわらのみちざねこう)

      【写真11-1】本社殿の奉納額 2021 年(令和2)古井神社改修事業の竣功の
      【写真11-1】本社殿の奉納額 2020年(令和2)古井神社改修事業の竣功のおり、拝殿上部に設置

      【写真11-2】八幡神像 本殿に置かれています 211-184 【写真11-3】古井神社の本殿 覆殿で守られています 170-123
      (左)【写真11-2】八幡大神像 本殿に置かれています
      (右)【写真11-3】古井神社の本殿 覆殿で守られています

② 桜本天神(さくらもとてんじん)

  • 祭神
    • 桜大刀自神(さくらのおおとじのかみ)〔古井・桜井郷の鎮守神、氏神〕
      • 美化の神様と敬(うやま)い、桜本(さくらもと)さまと称(とな)え
      • 安産(あんざん)、家庭円満
      • 夫婦和合の守護神(しゅごしん)
    • 高御産霊神(たかみむすびのかみ)
      • 造化の神様と敬い、産霊の神様と称え
      • 子授け(こさずけ)、生成化育
      • 子孫繁栄(しそんはんえい)の守護神
    • 倭姫命(やまとひめのみこと)
      • 開拓の神様と敬い、鎮護(ちんご)の神様と称え
      • 町内安全・繁栄
      • 子孫長久の守護神

③ 稲荷社(いなりしゃ)

  • 祭神
    • 保食神(うけもちのかみ)
      • 食物の神様と敬い、お稲荷さま(おいなりさま)と称え
      • 家業繁栄、商売繁盛・五穀豊穣(ごこくほうじょう)の守護神

④ 山神社(やまがみしゃ)

  • 祭神
    • 大山祇神(おおやまつみのかみ)
      • 山の神様と敬い、田の神様と称え
      • 五穀豊穣、家内安全
      • 交通安全の守護神

⑤ 熊野社(くまのしゃ)

  • 祭神
    • 伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
    • 伊邪那美命(いざなみのみこと)
      • 国の母祖神、天神の命を受けて伊邪那美命と共に、初めて国土を営み諸神を産んで海・草・木を分担し受け持った神
      • 国の母祖神様と敬い、熊野さま(くまのさま)と称え
      • 厄除開運(やくよけかいうん)、家内安全
      • 大願成就(たいがんじょうじゅ)の守護神

⑥ 若宮社(わかみやしゃ)

  • 祭神
    • 仁徳天皇(にんとくてんのう)
      • 聖帝と敬い、若宮さま(わかみやさま)と称え
      • 家内安全、幸福守護
      • 家庭円満の守護神
      • 交通安全の守護神
      • 五穀豊穣の守護神
      • 町内繁栄の守護神

        【写真11-4】桜本天神社 204-188
        【写真11-4】桜本天神社

 

古井神社所蔵の文書(古井町歴史研究会作成)
史料名 制作者 制作年 大きさ mm 頁数
(豊日の森) 源廣綱*3 1201年(建仁元) 292 × 202 4頁
古井村名 憶念寺桜井白山宮由来 不詳 1600年(慶長5) 245 × 162 12頁
古井村憶念寺由来 円見
(えんけん)
1640年(寛永17) 282 × 200 14頁
村社古井神社 赤堀甚十
(あかほりじんじゅう)
1927年(昭和2) 283 × 200 72頁

(5) 古井神社の建築美

古井神社の社殿は、正面から拝殿(はいでん)・渡殿(わたりでん)・覆殿(おおいでん/=本殿)の三つの建物がつながっています。神様が鎮座しているのは一番奥の本殿です。覆殿で風雨や世俗の喧噪から守られています。本殿は一間社(いっけんしゃ)・流造(ながれづくり)・杮葺(こけらぶき)で、棟札(むなふだ)には1685年(貞享2)と建立年が記されています。

覆殿の屋根は入母屋造(いりもやづくり)、渡殿は切妻造(きりづまづくり)、拝殿は入母屋造、本瓦葺(ほんがわらぶき)、屋根の正面には千鳥破風(ちどりはふ)、その下には唐破風(からはふ)の造りとなっています。唐破風の上にある中国の二人の仙人(琴高仙人(きんこうせんにん)、呂洞賓(りょどうひん))の彫刻瓦と竜の飾り瓦は、長押(なげし)の上の彫刻に合わせた物と考えられます。また、大きくせりだした軒を支える斗栱(ときょう)が何段も施されています。拝殿を支える柱は丸柱で、周辺地域の神社にない珍しい柱です。そして、回廊となっている浜縁(はまえん)も古井神社の特徴です。拝殿の棟札には1860年(万延元)と記されています。

【写真12-1】古井神社の拝殿  2020 年3 月 320-241
【写真12-1】古井神社の拝殿 2020年3月

(6) 社紋の「橘紋」

2020年(令和2)の古井神社改修事業の前に使っていた覆殿、拝殿の瓦を見ると「橘紋(たちばなのもん)」をつけた鬼瓦が新旧二つ見つかりました。破風には「橘紋」が輝いていました。古式鬼瓦には制作者と年代が彫られていて、文化10年(1813年)とよめます。古井神社の古文書に記載されている「橘豊日命(たちばなのとよひのみこと)」にちなんで用いたと考えられます。橘豊日命は用明天皇(聖徳太子の父)です。この土地のいつかの時代の人が史料にある「豊日の森」の名前から橘豊日命の名をつかった可能性があり、19世紀の人が橘豊日命にちなんで社殿の装飾に「橘紋」を使ったに違いありません。

【写真12-2】覆殿の鬼瓦の橘紋 2020 年1 月 205-197
【写真12-2】覆殿の鬼瓦の橘紋 2020年1月

【写真12-3】拝殿正面の彫刻 ( 尾張の名彫刻師;瀬川重光 作) 室町時代
【写真12-3】拝殿正面の彫刻(尾張の名彫刻師;瀬川重光作)
       室町時代の謡曲「海女」をあらわしています

「海女」のお話

拝殿正面の「海女(あま)」を見てみると、竜宮の前で珠(たま)を棒げた従者の女人と姫が立っています。後ろから恐ろしい形相(ぎょうそう)の武人が刀を抜いて迫ってきます。そして珠を乳房に隠して海女は逃げるという緊迫感の場面を描いています。

奈良時代の藤原不比等(ふじわらのふひと)は、唐の第三代皇帝の后(きさき)となった妹から贈られた面向不背(めんこうふはい)の珠を、竜神から取り返すために讃岐の志度の浦(しどのうら)に来ました。土地の海女と契りを結び一子をもうけました。そして海女に珠を取り返してくれたら、その子を自分の世継ぎとすると約束を交わしました。海女は竜宮へ行き取り返し乳房の下に押し込めて逃げ帰りましたが命を落としました。

*1:源広綱

*2:源広綱

*3:源広綱

回覧版8月号

目次

お知らせ

  1. 敬老会(9月5日(土))のお知らせ(再)
  2. 古井町公民館サロン「喫茶スマイル」9月10日(木)
  3. 第3回「古井の歴史に親しむ会」を開催します(再)
  4. 秋の町内一斉清掃 9月26日(土)
  5. みんなで守ろう交通安全
  6. ごみステーションを正しく使いましょう
  7. 植木鉢の欲しい方、まだあります!

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(といあわせ:古井町内会事務所〔火曜~土曜日午前中〕電話 0566-76-3430)


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通史9 座談会「古井の今と未来を語る」

※ このブログ記事は冊子『古井の歴史案内』を一章ごとに順不同で紹介するものです。
※ みぎのリンクからほかの章にとぶことができます。 【ブログ版目次】
※ 写真番号は冊子のページとページ内の番号を表示しております。
※ 赤字は冊子の記述を修正加筆したものです。

通史9 座談会「古井の今と未来を語る」 ~未来に向けたメッセージ~

古井の歴史について案内してきましたが、歴史はこれからも続きます。そして私たちが生きている今もその歴史の1シーンです。そこで今、古井に住む人々による座談会を行い、古井の今と未来について語り合いました。それをまとめて未来の古井の人々に、私たちのメッセージとして発信します。
(1) はじめに (2) 座談会発言集 (3) アンケートのまとめ (4) むすび 〔座談会の参加者一覧〕
【資料1】古井町内会の会員構成 【資料2】古井町内会組織と活動 【資料3】古井町八景

(1) はじめに

① いきさつ

古井神社社殿の西にある石碑に1940年の古井の様子が記されており、大変興味深いものがあります。これにならって、今(2023年)の古井の様子を未来の人たちに向け、メッセージとして残そうと思い立ちました。そこで古井の各地区、各層の方に集まってもらい座談会を行いました。

② 座談会の概要

1.開催日
1回目:2023年(令和5)9月30日(土)14時~16時
2回目:2023年(令和5)10月14日(土)14時~16時
2.場所
古井町公民館
3.参加者
古井在住で、男女、年齢、住所、職業等多様な方が集まりました。スタッフ含め総勢69人の方にA~Fの6班に分かれて意見交換を行いました。
【写真129-1】各班の発表の様子 390252
【写真129-1】各班の発表の様子
4.各回のテーマ
事前にアンケートを配布し、その回答を持って参加いただきました。
(1回目)
  イ)自己紹介、誕生年、転入年と転入理由および地元(出身地)の思い出
  ロ)古井出身の方は子どものころの思い出
  ハ)そのころと、今の比較で感じること
(2回目)
  ニ)良くしたいこと、町内会への意見
  ホ)未来予想
  ヘ)追加アンケート(2回目の参加者より回収)「古井町における困りごと」と意見

③ まとめ

  • イ)~ホ)については、一人一言の発言集にして紹介します。
  • アンケートを集約し、今の古井に住む人々の困りごとの順位をまとめました。同時に、古井をよくする意見をまとめました。

(2) 座談会発言集

① 古井生まれ、子どものころの思い出

「小学5年で終戦を迎えた。南中の第1回生で入学時に校舎ができておらず、錦町小で授業をうけた。中学の時に農地改革があり、覚えている」男性、88歳、1935生、本神

「お寺の裏から名鉄線、新幹線が見えたが、今は家が建ち全然見えなくなった。古井神社の西側は一面、田んぼでよく遊んでいた」男性、61歳、1962生、亀山

「新幹線の騒音がすごかった、親類のおばさんが地震と間違え縁側から飛び出してけがをしたことがあった。団塊世代で子どもの数が多く、小学校は松・竹・梅の3組だった」男性、76歳、1948生、中本神

【写真130-1】A 班の皆さん 388-205
【写真130-1】A班の皆さん

② 転入の方、その頃の思い出と感想

「20歳で嫁いできた。家は平屋で狭く、鶏と豚を飼っていた。台所は狭く、煮炊きは土間で、焚きもんは、わら・豆殻をくべていた」女性、83歳、1940生、中本神

「21歳で嫁ぎ、1976年に大久後に引っ越した。低地で清水がわいており、水が切れない田んぼだった。うしガエルの声がうるさかった」女性、75歳、1948生、大久後

「31歳の時に土地を購入し新築した。一坪1万円だった。井戸を利用、道路は未舗装。夏は蚊帳(かや)をつり、カエルの声がにぎやかだった」男性、86歳、1937生、上寺

「26歳に夫の転勤で古井に来た。家の周りから古井駅までずっと田んぼ。スーパーマーケットもなく、買い物が不便だった」女性、77歳、1946生、大久後

「1974年に27歳で床屋を開業した。農協や向かいの商店の建物が古めかしく今となってはなつかしい。水道代がタダで助かった」男性、76歳、1946生、鍋屋町

「25歳で嫁いできた。その後に家の周りの田畑のほとんどが住宅に変わった」
 女性、54歳、1969生、中本神

「出産を機に28歳で同居、近くの店舗といえば、酒屋兼雑貨店(亀屋)が1軒だけだった」
 女性、59歳、1963生、西川

「29歳で入居した。近くの田んぼで、子どもと一緒におたまじゃくしやザリガニ取りして遊んだ」
 女性、59歳、1963生、亀山

「32歳で新居を構えた。都市部に比べて変化がゆるやか。天災人災少なく、近所付き合いが適度でバランスが良く住みやすい土地柄と思う」男性、50歳、1973生、中本神

③ 子どもの頃と比べて特に変わった事

「昔は同年だけでなく、年上や下の子とよく遊んだ。寺社等の外遊びが多かった。今はゲーム機やスマホでの室内遊びが多い」男性、74歳、1949生、古井新町

「家や人が増え、密になった。公園、防犯灯、ミラー、ごみステーション等整備され、住みやすい町になった」
 男性、68歳、1955生、本神

「古井町内でも市街化調整区域側なので変化がゆっくり、畑にアパートや新築住宅が少し建った程度、ただし旧家屋はほとんど建て替わった」男性、68歳、1955生、西川

「畑や田んぼが建物や公園になった。アパートに住む外国人が増えたがこの人たちとの接点がない」
 女性、16歳、2007生、本神

「盆踊りや運動会など、大勢が集まる行事が減ってさみしい」男性、48歳、1975生、本神

「小さいころは草むら、通学路途中の空家・空地など遊べる場所が多かったが、今は整備されて家が建ちきれいになった。少しさみしい」女性、49歳、1974生、東川

「川や田んぼが少し汚くなった」女性、15歳、2007生、東川

【写真130-2】B 班の皆さん 455-238
【写真130-2】B班の皆さん

④ 転入の頃と比べて今の感想

「38歳で、新居を建てた。周辺には店がなく買い物が不便で医者も遠かった。今はスーパー、医療機関が増え、便利で安心して住める」女性、72歳、1951生、亀山

「36歳で入居、当時は友達がおらず、相談相手がなく苦労した。その後、子ども会行事、ママ友等で知り合いができて力になった」女性、46歳、1977生、鍋屋町

「入居した頃は何もなかったが、スーパー・保育園・小中学校・病院ができて便利になった。ただし今も近くに飲食店がないのは残念」男性、68歳、1955生、西川

【写真131-1】C 班の皆さん 404-177
【写真131-1】C班の皆さん

⑤ 防犯、防災、生活環境について

「夜間、道路が暗いので街灯を増やしてほしい」女性、49歳、1974生、東川

「古井新町では防犯カメラの設置が進んでいる」男性、古井新町

「あんくるバスの更生病院での乗り継ぎ時間が短すぎる。高齢者、身障者への配慮を望みたい」
 男性、62歳、1961生、東川

「ペット犬の散歩が多くなった。マナーの悪い人が多い」女性、52歳、1971生、本神

「野良猫(のらねこ)対策でNPOに相談し、不妊手術を進めた」男性、古井住宅

「防災訓練で自転車や車がつかえない高齢者の移動を考えた訓練が必要」男性、80歳、1943生、上寺

「防災訓練や学習を毎年行うことが大事」男性、72歳、1951生、本神

「耐震不足の家屋の実態調査と耐震診断の実施を防災計画に織り込む。無料診断を活用するとよい」
 男性、73歳、1950生、東川

「防災計画の作成、ハザードマップを作成した。今年は車中泊避難訓練を予定している」男性、古井新町

⑥ 交通環境について

「のどかな地域で暮らしやすかったが、今や住宅が密集、交通状況も悪く、事故の不安がある」
 男性、77歳、1946生、亀山

「町内道路の歩道が狭い・ないところもある」男性、49歳、1974生、東川

「町内の道路の整備は人が中心、車両優先にならぬよう」男性、72歳、1951生、本神

「町内を通過する車が多いので危ない」男性、66歳、1957生、亀山

「道路が狭く危険、次世代につなぐ町づくりのため区画整理などの検討会を町内で開いてはどうか」
 男性、58歳、1965生、本神

「住宅内の中心道路の横断歩道に歩行者信号の設置を希望している。去年死亡事故が発生した」男性、古井住宅

【写真131-2】D 班の皆さん 420-204
【写真131-2】D班の皆さん

「資源回収等で小中学生も町内行事への貢献を実感する」男性、15歳、2008生、中本神

「安城学園生徒会で福島ひまわりプロジェクトに参画している。古井の環境保全会に協力していただきありがたかった」女性、17歳、2005生、東川

「共働きが多いので、子育てへのPTA、子ども会等、町内会組織での支援がうれしい。これからも期待している。高齢者が元気になる行事があるのでよい」女性、32歳、1991生、鍋屋町

「古井町は町内会加入率が極めて高く誇らしい。町内会にすすんで参画する意識を育てていく運営が今後も大切だ」男性、74歳、1949生、本神

「アパート等に住む外国人の方が増えている。町内会を知ってもらうことが大事である。つながる方法を考えたい」女性、64歳、1959生、鍋屋町

「人口の急増で細かな意見が届きにくい。多くの人々にとって意見等を出しやすい開かれた町内であってほしい」男性、82歳、1941生、北本神

「一人暮らしの高齢者が増えている。高齢者と児童・幼児との交流の機会を増やして元気になってもらうのはどうか」女性、69歳、1954生、亀山

「ボッチャ大会を去年から始め、好評だった。古希の会・ふれあいサロン等、公民館活動が盛況」
 男性、古井新町

「古井でも一人暮らしや高齢者等を対象にサロン(喫茶スマイル)を始めた」男性、古井町

「町内会の事務員をしている。今でも町内への入居者があり、町内会への入会をお勧めしている。道路、ゴミステーションの相談事が多い」女性、古井町

【写真132-1】E 班の皆さん 435-229
【写真132-1】E班の皆さん

⑦ 未来を語る 30~50年後を想像して 生活環境について

「碧海古井駅前の道路拡幅と駅前広場が完成。あんくるバスの利便性が向上し市役所、病院へのアクセスが充実している」男性、57歳、1966生、亀山

「安全パトや見守り活動の継続で安全安心を維持。農家人口減少で、集落周りの耕作放棄地が増加」
 男性、70歳、1953生、中本神

「遊休地が増加するが、緑化、花を植える活動(ボランティア)で良い環境が保たれている」
 女性、70歳、1953生、中本神

「自分の子どもたち世代の遺産相続で、田畑の集中保有・継続は困難になる。分散が心配である」
 男性、66歳、1956生、亀山

「大雨対策の排水路更新は完成しているが町内の赤道(あかみち)の保全管理(草刈り・路肩維持)が心配」
 男性、69歳、1954生、鍋屋町

「農作業の自動化、無人化が発達して、人の労力は低頻度、限られた作業だけになる。デジタル化が進んで、経営が楽になっている」男性、40歳、1983生、中本神

【写真132-2】F 班の皆さん 410-250
【写真132-2】F班の皆さん

⑧ 少子化・高齢化問題について

「仕事、教育、交通等あらゆるところでAI利用社会に。少子高齢化が進行していると思うが、自分は結婚し家庭を持っているだろう」男性、14歳、2010生、中本神

「少子化対策として、学費・医療費の無償化等の子どもの養育費用の負担軽減策が浸透している」
 女性、50歳、1973生、本神

「コミュニティスクールの推進(知識、経験、技能のある方の協働的参画で学校と住民が力を合わせる、地域と共にある学校)で子どもと高齢者の交流活性化」男性、社協

「高齢者もPC・スマホを使いこなしている。スマホ等IT機器による回覧板等の情報伝達で、紙の削減が実現」
 女性、46歳、1978生、中本神

「健康年齢が高齢化、就業年齢も高齢化し、100歳でも働く元気な高齢者が現れる」
 女性、77歳、1946生、鍋屋町

(3) アンケートのまとめ

*安祥福祉センター(社協)と共同実施

① 困りごとの分類

項目別の比率を示す。回答数76。
【画像133-1】困りごとの分類 330-340

ベスト3は以下のとおりでした(3位は生活環境と防災が同率でした)。

  1. 交通環境(32%)
    • 町内の道路が狭い、歩道がない
    • 通り抜けの車が多い
    • 横断歩道の歩行者信号が少ない
    • 古井駅前の道路が狭い、混雑する
    • 古井駅の停車数が少ない
    • あんくるバスの本数が少ない
  2. 防犯(22%)
    • 夜道が暗い、街灯が少ない
    • ゴミの不法投棄、不法侵入がある
    • 防犯カメラが欲しい
  3. 生活環境/防災(各13%)
    • ペット犬の散歩マナーが悪い
    • 耐震不足の家屋が多そう
    • 消防団員の不足
    • 歩道の雑草が伸び放題
    • あんくるバスの更生病院での乗継が不便

② 古井を良くするための意見

本アンケートでは、良くするための意見も記載していただきましたので、以下に紹介します。

  1. 将来の古井を考える会の発足=そのテーマ(主な意見を列記)
    • 3町内会の交流(つながりを深める)
    • 高齢者の増加を見据えて今後の見守り
    • 空家、空地(耕作放棄地)の活用
      *利用グループの立上げ
    • 町内会行事の見直し(子どもと高齢者向け)
      *気軽で参加しやすい行事を増やす
  2. 町内道路の整備
    • 歩行者の安全優先へ道路・歩道の整備
    • 通り抜け車の通行規制、バイパス整備
  3. 碧海古井駅前の整備
    • 駅前広場(送迎車、歩行者のスペース確保)
    • 新幹線高架下交差点の改良(渋滞解消)
    • 停車本数の増加
  4. 町内会運営への提言
    • 若い人の参画を働きかける
    • 元気な高齢者の活躍場所を用意
    • 事務、広報へのIT利用促進
      *スマホ相談窓口(ブログ)PR
      *小・中学生のタブレット端末の活用(問合せやPR媒体としての利用)
      *電子回覧板送信(申込者)紙の節約へ

(4) むすび

*困りごと、 その改善意見をうけて

古井は1970年代からの約50年で大きく変化しながらも、おおむね暮らしやすい地域との意見です。しかし道が狭い、夜道が暗い、事故犯罪のリスクで防犯カメラが必要等の要望事項も多くありました。改善策として、安城の市街地のように区画整理で作り替えてしまう方法もありますが、簡単にできるとは思えません。今回の座談会が、地元への関心の高まりと、町史で歴史を振り返りそして広い視野で、これからのくらし方と町づくりを考える住民の会の発足の契機になれたら幸いと思います。

〔座談会の参加者一覧〕

A~Fの6班に分かれて座談会を行いました。

座談会の参加者一覧 2023年9月
(本表は1回目の組合せ)
氏名 組名 補足
A班(男子壮熟年グループ)
松下不二男 鍋屋町東 2回目:加藤千典
稲垣作 古井新町  
植村真一 上寺東  
杉浦茂之 南本神  
小島英二 亀山東 保福寺
杉浦正之 南本神 司会
大澤松男*1 上寺西 アンケート参加
B班(男子壮年グループ)
伊藤洋一 亀山東  
稲垣秀夫 東川  
八木鐘次 亀山西  
白石博 大久後東  
稲垣実 南本神  
岩瀬昭彦 亀山東 司会
石原幸広 西川 アンケート参加
岩瀬隆広 東中本神 アンケート参加
廣村幹利*2 南本神 アンケート参加
C班(男子壮年グループ)
待田和宏 亀山東  
寺田覚 古井新町  
斎藤良二 亀山東  
市川直治 鍋屋町東  
青木洋児 古井住宅  
伊與田一根*3 東中本神  
太田豊彦 東川 司会
大河内岩根 鍋屋町東 アンケート参加
太田易志 東川 アンケート参加
D班(男子青成年グループ)
中村羊大 東中本神  
中村圭介 東中本神  
石原太一 東中本神  
待田智 亀山東  
石原資郎 西川  
岩瀬英一郎 東中本神  
大河内敏博 東川 司会
嵐武琉 北本神 アンケート参加
E班(女子成壮年グループ)
石原加寿美 西川  
杉浦清美 北本神  
石原孝子 亀山東  
永田紋 西中本神  
下條清美*4 亀山東  
太田恵美子 大久後西  
石川美恵子 亀山東  
鈴木滋子 大久後東  
松原智子 東中本神  
辻端陽子 大久後東  
細井嘉乃 鍋屋町東 司会
岩瀬元子 東中本神 アンケート参加
F班(女子青成年グループ)
廣村萌乃*5 南本神  
宮宅あい子 鍋屋町東  
中元真衣 東川  
中元颯南 東川  
嵐雅子 北本神  
山本靖子 南本神 憶念寺
髙田奈央*6 鍋屋町東  
岩瀬優佳 東中本神  
加藤ゆきの 東川  
加藤さやか 東川  
稲垣さよ子 西川 司会
委員
天野暢保 上寺東 歴史研究会
杉浦時男 北本神 歴史研究会
上地恵英 安城 歴史研究会
石原則行 東中本神 歴史研究会
稲垣光金 東中本神 町史発行委員会
井上保幸 西川 町史発行委員会
杉本正美 南本神 JAあいち中央古井支店
2回目の進行役
上之よし子 A班 安城市地域包括支援センター松井
古田真奈美 B班 安城市地域包括支援センター松井
小山貴也 C班 安城市社会福祉協議会
山田啓史 D班 安城市役所高齢福祉課
杉浦七海 E班 安城市社会福祉協議会 生活コーディネータ
夏目清香 F班 安城市社会福祉協議会 生活コーディネータ

【資料1】古井町内会の会員構成(2020年1月)

  • 古井町内会会員
    • 全数:1,509世帯(14組)
      組別の世帯数分布は下左図の通り。(加入率:94%)
  • 会費納入は三つに区分しており、Aは184、Bは909、Cは416世帯である。
  • Aは在来の農家世帯に相当するが、80年前(1940年)の農家戸数(167)と同等で興味深い。

【画像135-1】組別の世帯数分布 545-494 【画像135-2】区分別の世帯数と会費収入 545-494
(左)【画像135-1】組別の世帯数分布
(右)【画像135-2】区分別の世帯数と会費収入〔A:農家(農地保有) B:非農家持ち家 C:賃貸〕

【資料2】古井町内会組織と活動(2023年度)

【画像135-3】古井町内会組織図 546-805 【画像135-4】古井町内会年間行事計画 546-805
【画像135-3】古井町内会運営体制組織図     【画像135-4】2023年度古井町内会年間行事計画

【資料3】古井町八景

終戦時200戸程の純農村であった古井でしたが、今日では1,600戸以上の世帯が住むベッドタウンとなりました。そして通常の住宅地とは異なり、寺社が多く、農村時代の面影や周辺には田園が広がっています。そんな古井八景を選んでみました。(注)寺社と碑については特集記事に取り上げましたので除外しています。

① 御嶽山、鹿乗川流域の田園風景

古井と東尾の間に広がる田んぼは2005年の土地改良で、畔(あぜ)をなくして1ha区画にしました。

田んぼの向こうには安城南部小学校、安祥城址、歴史博物館、そして冬になると雪をかぶった御嶽山を臨むことができます。

【写真136-1】2024年12月 285-133 【写真136-2】2024年12月 右上163-69
【写真136-1、2】2024年12月

② 土地改良50周年記念公園のさくら並木

2003年に西鹿乗川の野辺橋下流の右岸に設置されました。毎年4月になると川の右岸沿いの八重桜並木がとてもきれいです。ここから見える新幹線は防音壁が無いので「のぞみ」が通過するとシャッターチャンスになります。古井地区環境保全会が定期的に除草、剪定をしています。

【写真136-3】2023年4月 317-188 【写真136-4】2023年4月 左下 119-79
【写真136-3、4】2023年4月

③ マンション等ビル群を臨む風景

古井の北東端、県道岡崎・西尾線から西を見ると、古井の変貌の象徴ともいえるマンション群が望めます。その右側には安城市街のビル群がひかえ、奥には更生病院の雄姿があり、地元生まれの者にとっては隔世の感の風景です。

【写真136-5】2024年5月 268-148

【写真136-5】2024年5月

④ 大型ほ場と大型機械による収穫風景

土地改良事業の進展にともない、2000年を過ぎるころには古井の田んぼの大半は大規模営農家へ耕作を委託されるようになりました。今日では古井の田んぼの稲作、転作(大豆、麦)のほとんどは、農地中間管理機構方式を運用して鈴木ファームが行っています。麦の収穫時期の古井の周りの田んぼは、大型コンバインと麦の黄金と苗の緑が映える風景となります(冊子143ページ参照)。

【写真136-6】2024年5月 268-130
【写真136-6】2024年5月

⑤ こども運動広場の横を流れる阿原川と新幹線

1992年にこども運動広場が西川より現在の釈迦山に移転しました。子ども会のソフト、フットの練習はもちろん、グラウンドゴルフを愛好するシニアの皆さんの交歓の場所となっています。秋には町内グラウンドゴルフ大会が行われます。西に憶念寺、東に阿原川(堀内川)が流れ、北に新幹線が走っています。

【写真137-1】2024年5月 264-137 【写真137-2】2024年5月 左下131-73
【写真137-1、2】2024年5月

⑥ 古井公民館とJA古井支店及び南倉庫

公民館は2001年に建設され、古井支店は2010年に新装オープンしました。南倉庫は古く古井産業組合事務所の移転時のころ(1935年)の建物と思われます。支店まわりの広場は、毎年6月に町内会イベント「ふれあい広場」でにぎわいます(冊子128ページ参照)。

【写真137-3】古井公民館とJA 古井支店及び南倉庫 316-131
【写真137-3】

⑦ 古井駅周辺の通勤風景

1926年(大正15)に開業した碧海古井駅は、ずっと改札口もない無人駅でした。開業記念に植えたさくらが毎年満開の花を咲かせ ていました。

2007年に自動改札の駅舎ができた後に、さくらは寿命を終えました。毎朝7時台は通勤客と通勤マイカーで駅前道路が大変混雑します。古井3町の表玄関にふさわしい整備がなされることを祈念して写真を残します。

【写真137-4】2024年6月 320-243 【写真137-5】1940 年ころの古井駅 198-147
【写真137-4】2024年6月             【写真137-5】1940年ころの古井駅

⑧ 三ツ塚公園

2020年3月に古井町初の都市型公園として完成しました。古井の地名の由来となった古井戸と三ツ塚古墳のモニュメントが特徴です。設計に際してワークショップを開催し住民のアイデアを取り入れて、四季折々に花が楽しめる公園となりました。公園愛護会(ミエール会)が毎月初めに草取りなどの手入れを行っています。

【写真137-6】三ツ塚公園 317-149
【写真137-6】

番外:堀内公園と鹿乗川コスモスまつり

堀内公園は古井町の南隣に1992年に開園。四季折々の草花を愛でながらの散策がとても心地よい公園です。北端の鹿乗川の堤防周辺では保全会の世話で毎年コスモス畑がオープンし、景観と秋の味覚を楽しむ「コスモスまつり」が行われます。

【写真137-7】堀内公園のさくら並木 2023年3月 475-245
【写真137-7】堀内公園のさくら並木 2023年3月

【写真137-8】西鹿乗川拡幅用地でのコスモスまつり 2022年10月 401-206 【写真137-9】コスモスまつり 右下 159-100
【写真137-8、9】西鹿乗川拡幅用地でのコスモスまつり 2022年10月


*1:大沢松男

*2:広村幹利

*3:伊与田一根

*4:下条清美

*5:広村萌乃

*6:高田奈央

回覧版7月号

目次

 ★ 資源回収へのご協力ありがとうございました!

お知らせ

  1. 敬老会9月5日(土)のお知らせ
  2. 古井町公民館サロン「喫茶スマイル」次回は9月10日(木)
  3. 子ども神楽の参加者募集のお知らせ
  4. 第3回「古井の歴史に親しむ会」を開催します
  5. 警察庁推奨特殊詐欺対策アプリがあります!(別紙参照)
  6. ごみステーションを正しく使いましょう
  7. 植木鉢、盆栽用鉢が欲しい方!この機会にどうぞ(無料)
  8. ブログ町史を更新しました
  9. 犬のふん尿の処理について(お願い)
  10. 樹木の枝葉が道路にはみ出さないようにしましょう
  11. 夏季期間中の町内会事務所の休みについて

20260723173730 20260723173723 20260723173716 20260723173707 20260723173701 20260723173652 20260723173645 20260723173635

(といあわせ:古井町内会事務所〔火曜~土曜日午前中〕電話 0566-76-3430)


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