さわやかなあきばれのもと歴史ウォークを開催

2022年11月12日、どようび。古井町歴史研究会のかたたちにご協力いただき、歴史ウォークを開催しました。ちいさなこからおとしよりまでご参加いただき、さわやかなあきばれのもと古井町南部を中心に一部堀内町、桜井町にはいって名所旧跡をめぐりあるきました。

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8時半、三ツ塚公園（みつづかこうえん）に集合。きょねんできたばっかりのあたらしい公園がきもちいい。さいしょに町内会長あいさつ。

3班にわかれてしゅっぱつ。三ツ塚公園のなかにある古井の井戸と三ツ塚古墳を見学。

古井の井戸は倭姫命（やまとひめのみこと）ゆかりの井戸。天照大神（あまてらすおおみかみ）をまつる地をさがすたびのなかで、この地にたちよってこの井戸のみずをのんでいった。このことが古井の地名のおこりになった。

三ツ塚古墳は古墳時代後期、600年代の古墳。みっつあった円墳のうちこの1号墳だけがのこっとる。

－－－住宅街をぬけてつぎの名所旧跡に移動－－－

みちのきたがわに愛染古墳（あいぜんこふん）。古墳のうえに愛染明王（あいぜんみょうおう）をまつる愛染堂（あいぜんどう）。古墳は古墳時代前中期、400年ごろの大型円墳。

みちのみなみがわに薬師堂。愛染堂とあわせて中本神（なかほんじ）のみなさんがおせわしとる。お堂のひだりに岩瀬和市（いわせわいち）さんの記念碑。産業組合をおこし更生病院を開設した古井の偉人。

－－－県道をひがしにわたってつぎの名所旧跡に移動－－－

憶念寺（おくねんじ）にとうちゃく。もと天台宗（てんだいしゅう）桜井寺。鎌倉時代に浄土真宗に改宗。

本堂ひだりに稲垣国三郎（いながきくにさぶろう）の銅像。

古井出身の教育者で、沖縄に赴任。『しろいけむりくろいけむり』の文章をあらわす。しろいけむりはみおくりにたいたたきびのけむり。くろいけむりはむすめがのる汽船がはくけむり。おやこのせつないきもちがつたわってくる。また、久松五勇士の話を全国にしらしめ、戦前はともに全国の教科書にも採用された。

－－－みなみにあるいてつぎの名所旧跡に移動－－－

－－－県道をにしにわたる－－－

みちにそって本神遺跡（ほんじいせき）。碧海台地（へっかいだいち）の先端にあって、溝状遺構から弥生時代後期の土器が大量に出土。

－－－碧海台地からみなみにおりて堀内公園を横断－－－

ふたたび碧海台地にあがって堀内貝塚（ほりうちかいづか）。縄文時代晩期、紀元前1000年ごろの貝塚。貝塚のとなりに土壙墓（どこうぼ）13基と土器棺墓（どきかんぼ）19基。ほかに鎌倉時代のたてもんあとも。

－－－ひがしにあるいてつぎの名所旧跡に移動－－－

碧海台地にあがったとこに碧海山古墳（へっかいざんこふん）。古墳時代前半期、300年ごろの円墳。ここをおとずれた倭姫命（やまとひめのみこと）がこの古墳のてっぺんにのぼって「あー、あおいうみがみえる」といったことから碧海郡のなまえがおこった。古井桜井地区には古墳時代前半期の古墳がおおくある。

－－－ひがしにあるいてつぎの名所旧跡に移動－－－

碧海台地のひがしのはしに二子古墳（ふたごこふん）。

古墳時代前半期、300年ごろの前方後方墳。愛知県内最大規模の古墳としてなだかく、国指定史跡になっとる。

－－－たんぼんなか新幹線をくぐってきたえ－－－

－－－西鹿乗川（にしかのりがわ）のさくらなみきにそってきたえ－－－

一角に西鹿乗川土地改良記念碑。

2003年に安城土地改良区（あんじょうとちかいりょうく）が設立50周年をむかえて愛称を水土里ネット愛知（みどりねっとあいち）とした。古井町においてもなんかいかにわたる圃場整備（ほじょうせいび）を実施。

－－－たんぼんなかゴールにむかってにしえ－－－

ゴールの古井町公民館にとうちゃく。町内会長から歴史クイズ。景品をおわたし。おつかれさまでした。