わがふるいのまちのきたがわにひろがるたんぼんなかを、西北から東南にむかってながれるのが勢井前川(せいまいがわ)。この勢井前川にかかるはしのなまえがしりたくて、しらべてみた。また、写真さつえいのときに、水位監視カメラがあるのも発見。(岩瀬昭彦)
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えいこばし
勢井前川のいちばんしも、ふるいのまちのひがしがわにまわっていくとこにかかるのが栄古橋(えいこばし)。ここをとおるのが県道岡崎西尾線。はしのみなみづめにしがわに「勢井前川」の銘板。
はしのきたづめにしがわに「えいこはし」の銘板。「は」に濁点をつけんのが、この世界のならわしらしい。
はしからかみをのぞむ。すぐさきに水位監視カメラ。ひだりぎしの支柱からみぎ、かわも上空にのびるうでぎにカメラがしたむきについとって、水位をはかるようになっとるだ。勢井前川一帯のたんぼはみずにつかりやすくて、こうやって四六時中水位を監視しとるだ。おおきな台風がきたり、なんじゅうねんにいっかいの豪雨になったりすると、たかみにあるふるいのまちに危険がおよばんともかぎらん。
はしからしもをのぞむ。勢井前川はひだりに西鹿乗川(にしかのりがわ)に合流する。
のべばし
栄古橋からきたにつづいて、西鹿乗川にかかる野辺橋(のべばし)。むかしはこのへんにやきばがあって、のべのおくりがこのはしをわたったのか。はしのみなみづめにしがわに「西鹿乗川」の銘板。
はしのきたづめにしがわに「のべはし」の銘板。「へ」にはちゃんと濁点がついとる。
はしからかみをのぞむ。あっかいはしは神ノ木橋(かみのきばし)。
はしからしもをのぞむ。かわがみぎにゆみなっていって、みぎから勢井前川が合流してくる。
〔写真さつえい=2021年5月ここのか、13日〕
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△ 2021年4月30日、あんじょう市役所維持管理課にかくにんしたはしのなまえ
つかしたばし
勢井前川にもどって、栄古橋からかみにみえとったのが塚下橋(つかしたばし)。たかみにある塚越古墳(つかごしこふん)からしたにおりていったとこになる。
塚下橋のきたにならんで、海老良橋(えびらばし)。勢井前川のわきをながれる、用水みたいなちいさなかわにかかるちいさなはしだ。
はんのきばし
塚下橋からかみ、ふるいの区域のなかに勢井前川のはしはなく、ゆるーくみぎにまがって、あんじょうちょうの区域にあるあんじょう学園高校第二グランドのよこまでいったとこに半ノ木橋(はんのきばし)。
△ はしからしもをのぞむ
こいりにごうばし
半ノ木橋からかみ、勢井前川がひだりにまがってすぐのとこに、南部保育園みなみの道路がとおる小圦2号橋(こいりにごうばし)。勢井前川は、このはしからかみで勢井前第一雨水幹線ってなまえをかえる。
こいりいちごうばし
小圦2号橋からほんのちょこっとかみに、南部保育園ひがしの道路がとおる小圦1号橋(こいりいちごうばし)。
たもんばし
小圦1号橋からかみ、県道あんじょう桜井線をよこぎっていって、名鉄西尾線のてまえに多門橋(たもんばし)。名鉄西尾線からかみ、勢井前第一雨水幹線は地中にもぐるため、はしはない。
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以上、勢井前川と勢井前第一雨水幹線にかかるはしはむっつ。
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(さんこう)